全国で初めて公文書公開条例を制定した金山町は、情報公開制度の先駆けとなったのを記念する碑を建立し、除幕式を10日、町内十日町の八幡公園で行った。
金山町の公文書公開条例は、1982(昭和57)年の町議会3月定例会で可決され、同年4月に施行された。国会が行政機関の保有する情報の公開に関する法律(情報公開法)を98年に可決、来年4月から施行されるのを受け、制度の初めとなった町民と行政の努力、勇気をたたえるモニュメントを建立した。
モニュメントは、高さ2メートルのステンレス製円柱11本が碑文を囲む形。碑文が刻まれた黒御影石は、町民のきずなを、周囲の柱は町のシンボルである杉木立と、町民の和を象徴している。
除幕式には、松田貢町長や条例制定当時に町長を務めていた岸宏一参院議員ら関係者が出席。松田町長が「情報公開は住民参加型行政の原点であり、双方が共にまちづくりを進めるための制度。小さな町の大きな取り組みとして、永遠に残していきたい」とあいさつした。除幕に続き、岸参院議員が当時の話を交えながら「この碑は、どんな小さな町でも、住民の努力でさまざまなことができるというあかしだ」と述べた。